海外保育視察研修 ヨーロッパ3か国 8日間の旅 ~ トルコ・イタリア・チェコ ~
<旅程>
- トルコ(イスタンブール)6/16
・イスタンブール旧市街視察(ブルーモスク、アヤソファヤ、ガラタ橋他)
・ボスポラス海峡クルーズ - イタリア(ミラノ)6/16~19
★保育施設視察 Nursery & Kindergarten in the center of Milan-Buon Pastore
・ミラノ市内視察(ミラノ大聖堂、スカラ座ミュージアム、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会『最後の晩餐』)
・コモの街散策&コモ湖遊覧ツアー
- チェコ(プラハ)6/19~21
★保育施設視察 国立幼稚園(プラハ市11区)市内最大規模のグローバル園
・プラハ市内視察(プラハ旧市街広場、プラハ城、聖ヴィート大聖堂、聖イジー教会、黄金小道、カレル橋)
・ヴルタヴァ川クルーズ(モルダウ川)
・カルルシュテン城観光ツアー
8日間のツアーは3か国ともに天気に恵まれ、全ての行程を実施することができました。
トルコでの滞在は限られた時間でしたが、世界中の観光客がブルーモスクに吸い込まれていくかのような光景に足を踏み出してみると、そこには感動と刺激が溢れていました。
ボスポラス海峡のクルーズは、輝く陽ざしと爽やかな風で13時間超のフライトの疲れを一気に吹き飛ばし、参加者12名の皆様とのヨーロッパ研修が始まりました。
同日、ミラノへの移動のためにイスタンブール空港へ戻りランチタイム、皆様、ケバブを味わっていらっしゃいました。
ミラノの保育施設は民間企業が30か所ほど運営する一施設を訪問しました。
街中に位置する施設は、広大な敷地で展開される環境、アートと音楽を中心として子どもの尊厳と自発性を大切にする、子ども主体の基で温かな時間が流れていました。
子どもの権利について、子ども自身がそれを受け取れるような環境に工夫が凝らされていました。
ミラノ市内では、ナポリピッツァランチ、モッツァレラチーズが丸ごと乗っているボリュームと本格ティラミスにご満悦の表情、皆様、笑みが零れていました。
ミラノ大聖堂の迫力と共に圧巻の風景に包まれて皆様が大感激の様子、スカラ座の舞台では本番を控えた演者の休憩中のシーンを観ることが出来、ミュージアムではオペラ界の貴重なコレクションを間近に、今でも蘇りそうな品々を観賞しました。
レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画『最後の晩餐』は世界遺産、厳かな雰囲気に身を置き、美術史に残る傑作を前にベールに包まれた謎解きに、いつの間にか魅了されていました。
翌日、美しいコモの街並みを散策、私は気取って湖畔のバールでエスプレッソを購入、その後コモ湖の遊覧船に乗って優雅なひと時をゆったりと過ごすという贅沢な体験でした。この日の夕食はミラノの穴場スポットへ、ナヴォリオ運河のレストランでミラノカツレツの大きさと美味しさに驚きながら、地元のお酒も嗜まれていました。
プラハの保育施設は国立幼稚園を訪問、市内で最大規模の園を訪問しました。
国内外から人々が集まるここプラハ11区は、ウクライナからの避難民を積極的に受け入れ、生活や学びのためにチェコ語の教育に精力的に取り組んでいるそうです。
親教育にも力を入れて、子どもの自立に向けた教育を大切にしています。
プラハ市内では、旧市街広場、プラハ城、聖ヴィート大聖堂、聖イジー教会、黄金小道、カレル橋、時計台など石畳を歩き散策、物語の主人公になった気分で胸が高鳴りました。ランチは高台のリッチなレストランテラスで街丸ごとの世界遺産を眺めながらチェコのご馳走を堪能しました。
午後のヴルタヴァ川クルーズではスメタナの『モルダウ』を聴きながら哀愁とその先にあるチェコの明るい未来への川の流れに身を任せて、皆様の表情を伺いながら私は、心が晴れやかになりました。
夕食ではチェコ郷土料理を、翌日はプラハのビアホールを訪れ特産の黒ビールで乾杯、最後の夕食のひと時を楽しみました。
現地での最終日、カルルシュテン城の観光ツアーに出かけました。ボヘミアの森の山の上に聳え立つ城は中世チェコ大国のシンボルと言われ、礼拝堂や祭壇、豪華な王室の広間は当時のままの状態で、タイムスリップをしたかのような感覚が今も残っています。
ツアー8日間は“感動”と“感銘”と“感激”の連続でした。
歴史あるヨーロッパでの保育視察、文化視察は思った以上に盛沢山で抱えきれない程のこの気持ちを、今回ご参加くださった皆様とご一緒できた事実に感謝の気持ちでいっぱいです。本当に素敵な時間でした。
ご参加者方々、関係者皆々様、誠にありがとうございました。